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国際原子力機関(IAEA)のMODARIA IIプロジェクト(モダリアツープロジェクト:2016年から2019年)の一環で、福島事故後の農地・森林域・水域の環境放射能データをとりまとめた「Environmental Transfer of Radionuclides in Japan following the Accident at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant」(福島第⼀原子力発電所事故後の日本における放射性核種の環境中の移行)が公表されました。森林域における放射性セシウムの動態については、森林総合研究所・筑波大学・国立環境研究所・量子科学技術研究開発機構および海外の研究者らが協力し、第5章で報告しています。
このたび、「第5章:森林生態系」を日本人著者で和訳しましたのでご紹介します。樹木・土壌を含む森林の各部位、きのこ、山菜、狩猟動物への放射性セシウムの移行データがまとめられています。
福島第⼀原子力発電所事故後の日本における放射性核種の環境中の移行 第5章:森林生態系(PDF:26,512KB)
モダリアツープロジェクトの報告書原文(英文):
森林総合研究所を中核とする研究コンソーシアム「シイタケ再開共同研究機関」は、原発事故により停滞している原木栽培シイタケ関連産業の再開を目指して、平成28年度から研究を実施してきました。平成30年12月には、得られた研究成果と今後取り組むべき課題をこの小冊子にとりまとめ、シンポジウムを開催して紹介しました。
なお、本研究は農研機構生研支援センターによる「平成30年度イノベーション創出強化研究推進事業」の支援を受けて実施しました。
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