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風害

森林保険では、台風や強い温帯低気圧などの暴風により生じた「根返り」「傾斜」「幹折れ」などの損害に備えることができます。

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風害による被害の形態

山の尾根筋や斜面の凸地形など強風にさらされやすい場所や、地形的に風が収束しやすい場所は特に暴風の被害を受けやすく、被害が面的に広がる傾向にあります。また、森林の一部に空地がある場合は強風が吹きんで被害が起こり、風下側へ拡大することがあります。被害が広範囲にわたる場合には、危険で困難な風倒木の処理に数年かかることもあります。

森林保険のお支払い対象となる風害の形態としては、次のようなものがあります。

【根返り】根が抜け出て幹が転倒したもの、幹が傾斜・湾曲して根が地面から浮き上がっているもの
【傾斜】幹が傾斜・湾曲して、根が地面から浮き上がっていないもので、倒木起こし等による回復の見込みがないもの
【幹揺れ】強風で根元が揺り回されて根切れを生じたもので、根踏み等による回復の見込みがないもの
【幹折れ】幹が折れたもの
【幹割れ】木が立ったまま、幹に縦方向の裂傷が入ったもの(割裂)、年輪に沿って材に割れが生じたもの(年輪剥離)
【繊維切断(モメ)】折損に至る前に生じる圧縮破裂により、繊維が切断されたもの
【枝折れ】枝が折れ、枯死に至るか木材としての経済的価値が減殺されたもの

参考:森林研究・整備機構の「森林と風に関する情報」

 

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