研究紹介 > 森と木のQ&A > 森林資源の利用 > 森林資源の利用 Q34

更新日:2010年5月31日

ここから本文です。

森林資源の利用 Q34

  • Q34 : 木造住宅の構法(建物の組み上げ方)にはどのようなものがありますか?
  • A34 : 木造住宅の主な構法には、木造軸組構法、ツーバイフォー構法、木質プレファブ構法、丸太組構法などがあります。木造軸組構法は、柱の上下端を、土台及びはり・桁などの横架材と呼ばれる部材でつなぎ、柱及び横架材で囲まれる部分に筋かいと呼ばれる斜材を入れて、風や地震などの水平方向の力に抵抗します。ツーバイフォー構法は公称断面2インチ×4インチの木材(ツーバィフォー材)を多用するのでこの名があり、枠組壁工法とも呼ばれます。この構法ではツーバィフォー材等の製材に合板などの面材料を釘打ちして床、壁、屋根等を構成します。木質プレファブ構法は、工場であらかじめ壁や床などのパネルや部材を生産し、現場でそれらを組み上げる構法で、パネルや部材などは主に木質材料によってつくられます。丸太組構法は、丸太材などを水平に積み重ねて壁とし、壁の交差部は水平部材どうしを互いに組み合わせてつくられています。

(構造利用研究領域)

お問い合わせ

所属課室:企画部広報普及科相談窓口

〒305-8687 茨城県つくば市松の里1

電話番号:029-829-8377

FAX番号:029-873-0844

Email:QandA@ffpri.affrc.go.jp

電話受付時間 9時30分~12時00分、13時00分~16時30分 土日祝祭日除く