ホーム > 研究紹介 > 研究成果 > 今月の一枚(No.283~) > No.316:ニホンマムシ
更新日:2023年8月1日
ここから本文です。
ニホンマムシ(Gloydius blomhoffii、クサリヘビ科)
よく知られる毒蛇です。北海道、本州、四国、および九州の広い範囲に生息しており、山林だけでなく田畑で見かけることもあるので、日本人にとってもっともなじみのある毒蛇でしょう。
ほかの蛇に比べて体型が「太短い」といえます。クサリヘビとは体の模様を鎖に見立てたものですが、マムシでも特徴的な模様と太短い体型のため、野外でちらっと見かければすぐにわかります。
写真の個体はこちらを向いて警戒しています。
近年では住宅地の周りでも、畑地が放棄されたり空き家の庭が藪になったりといったことが増えています。スズメバチなども含め、思わぬ怪我をされないように、十分にご注意ください。犬の散歩中にワンコが咬まれることもありますので、あわせてご注意ください。
2023年7月6日高知県安芸郡馬路村魚梁瀬
(写真と文:大谷達也)
お問い合わせ
Copyright © Forest Research and Management Organization. All rights reserved.