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森林生物情報データ一覧

この森林生物情報は、森林病害虫獣を含め、日本の森林に関係する種の個々の生態等について簡単な説明と写真を掲載したものです。
現在,菌類及び樹木病原性生物28件,昆虫・小動物類207種,鳥獣類14種,昆虫病原微生物32種,カエル類35種が掲載されています。
今後、さらに情報の充実をはかっていくことにしています。

関連した森林生物情報が下記にありますので、そちらも参考にして下さい。

北海道 支所昆虫研究室昆虫図鑑
九州支所立田山実験林の紹介

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生物名 学名 説明 分布
アズマモグラ Mogera imaizumii 日本に生息する7種のモグラのうち本州の中部以北に最も普通に分布するモグラ. ... 本州の中部以北
エゾヤチネズミ Clethrionomys rufocanus bedfordiae サハリン,シベリアに広く分布するタイリクヤチネズミ(C. rufocanus)の亜種と ... わが国では北海道に分布する。
スミスネズミ Eothenomys smithii 背面は赤褐色か黄褐色で,腹面は淡黄色である。頭胴長は70〜115mm,尾長は30〜 ... わが国の固有種で,本州の新潟,福島県以南,四国,九州に分布する。
ツキノワグマ Ursus thibetanus ヒグマとともに,わが国最大の食肉樹であり,食肉目,クマ科に属し,ヒグマの ... 本州と四国
ニホンイノシシ Sus scrofa leucomystax 本亜種が属する偶蹄目は,最も繁栄している動物群であり,イノシシ科,ラクダ ... 本州,四国,九州,淡路島に,リュウキュウイノシシ(S. s. riukiuanus)が奄美大島,徳之島,沖縄島,石垣島,西表島に分布している
ニホンカモシカ Capricornis crispus 日本固有種である。戦後,絶滅が危惧されたが,次第に個体数を回復し,1970年 ... 本州・四国・九州
ニホンザル Macaca fuscata 本種は,ヒトに親しまれている野生動物であり,霊長目のオナガザル科,Macaca ... 本州,四国,九州と屋久島(前出の亜種),淡路島および小豆島に分布し,北海道には生息しない。
ニホンジカ Cervus nippon 日本の山地に広く分布する.とくに森林と草原の混ざった環境を好む.交尾期に ... 北海道,本州,四国,九州(一部の島嶼を含む)
ニホンノウサギ Lepus brachyurus わが国の固有種.スギ,ヒノキ,カラマツなどの苗木を食害するため,本研究所 ... 本州,四国,九州,およびそれらの属島
ハタネズミ Microtus montebelli 背面は茶褐色か灰色で,腹面は灰白色である。頭胴長は95〜140mm,尾長は30〜5 ... 本州,九州および佐渡島に生息するわが国の固有種である。
ムササビ Petaurista leucogenys わが国の固有種.低地から亜高山帯までの主に天然林,高齢二次林に生息する. ... 本州,四国,九州

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生物名 学名 説明 分布
アイフィンガーガエル Chirixalus eiffingeri 台湾にも生息。完全な樹上性の種類で,産卵も樹木の幹にある水のたまった穴の ... 石垣島・西表島に分布する。
アマミアオガエル Rhacophorus viridis amamiensis アマミアオガエルは奄美大島・徳之島に産し,オキナワアオガエルは沖縄本島な ... 奄美・沖縄諸島の固有種。
アマミハナサキガエル Rana amamiensis 奄美大島では比較的普通だが,徳之島では森林の農地への転換などで見かけるこ ... 奄美大島,徳之島の山地森林にのみ見られる固有種。
イシカワガエル Rana ishikawae 日本のカエルの中で最も美しいという評判がある。そのためか,国内外で繁殖さ ... 奄美大島,沖縄本島の固有種で,沖縄県の天然記念物。環境庁の絶滅危惧[1]B類。
ウシガエル Rana catesbeiana 大形で,我が国に産するカエルとしては最大。食用ガエルの名で知られ,かって ... 日本各地に移入された北米原産の種。
エゾアカガエル Rana pirica なかなか分類学上の帰属が決まらなかったが,結局,新種として1991年に記載さ ... 北海道に分布する固有種。
オオハナサキガエル Rana supranarina 同じ場所にコガタハナサキガエルRana utsunomiyaorumという似た種類がいる。林 ... 石垣島・西表島の森林にのみ生息する固有種。
オオヒキガエル Bufo marinus 小笠原では父島,母島で見られ,集落内でも林内でも見られる。しかし,繁殖場 ... 小笠原諸島,大東島,石垣島などに害虫駆除の目的で移入されている,南米原産のヒキガエル。
オキナワアオガエル Rhacophorus viridis viridis オキナワアオガエルは沖縄本島などに分布する。アマミアオガエルは奄美大島・ ... 奄美・沖縄諸島の固有種。
オットンガエル Rana subaspera 環境庁の絶滅危惧[2]類。森林の林床,渓流沿いに住む。沢沿いの砂地に池を掘り ... 奄美大島の固有種。
カジカガエル Buergeria buergeri 渓流性ではあるが,源流よりも石ころの河原の広がる場所(しかし,森林に囲ま ... 本州・四国・九州などに産する固有種。
シュレーゲルアオガエル Rhacophorus shlegelii モリアオガエルよりも里に多く見られる種類で,里山の水田には普通に見られる ... 本州・四国・九州などに分布する固有種。
シロアゴガエル Polypedates leucomystax leucomystax 耕作地や市街地付近など,人為的に撹乱された場所に多い。区別点:オキナワア ... 沖縄本島・宮古島。東南アジアからの移入種で,おそらく米軍の物資に混じって侵入した。
タゴガエル Rana tagoi 本種は完全に森林性の種で,森林内に生息し,森林内で繁殖する。成体は早春に ... 日本の固有種。本州・四国・九州などに基亜種R. t. tagoiが,隠岐にはオキタゴガエルR. t. okiensisが,屋久島にはヤクタゴガエルR. t. yakushimensisが分布する。
ダルマガエル Rana porosa トノサマガエルよりもさらに水田に結びついた種で,あまり水田周辺から離れる ... 我が国の固有種。関東・中部の一部・仙台にかけて亜種トウキョウダルマガエルR. p. porosaが,東海・近畿・広島,四国にかけて亜種ダルマガエルR. p. brevipodaが分布する。亜種ダルマガエルは環境庁の絶滅危惧[2]類で。中国地方の個体群は水田の近代化により激減している。
ツシマアカガエル Rana tsushimensis 卵塊は石や土にくっついている。成体は森林の林床に普通。区別点:対馬には, ... 長崎県の対馬の固有種。小型のカエルで,水田にも,渓流わきの水たまりにも産卵する。
ツチガエル Rana rugosa 体表はイボに覆われる。水田や森林の水辺に生活している。幼生(おたまじゃく ... 本州・四国・九州などに分布。北海道にも一部移入されている。大陸にも分布する。また,ハワイにも移入されている。
トノサマガエル Rana nigromaculata 水田に産卵し,成体も水田周辺に多いが,林内でも成体を見かけることがある。 ... 関東地方から仙台にかけての地域を除く本州・四国・九州。北海道にも移入された。大陸にも分布する。
ナガレヒキガエル Bufo torrenticola 日本に見られる他のヒキガエルが,池や水田,たまり水などの止水に産卵するの ... 主として近畿地方,北陸地方の山間部に生息する日本の固有種。
ナミエガエル Rana namiyei 北部山地(やんばる)の森林の渓流にのみ生息する。環境庁の絶滅危惧[2]類。水 ... 沖縄本島の固有種。環境庁の絶滅危惧[2]類。
ニホンアカガエル Rana japonca 平地性のアカガエルで,暖地の水田には本種が多く,寒冷地ではヤマアカガエル ... 本州・四国・九州などに分布する固有種。
ニホンアマガエル Hyla japonica 水田に産卵するが,成体は周辺の雑木林,潅木,草むらで見られる。本種は産卵 ... 北海道,本州,四国,九州,対馬等に分布する。大陸にも分布する。
ニホンカジカガエル(リュウキュウカジカガエル) Buergeria japonica 学名がjaponicaなのでニホンカジカガエルという和名だが,本土に分布するカジ ... 琉球列島,台湾に分布する。
ニホンヒキガエル Bufo japonicus 主に近畿以東に分布するアズマヒキガエルB. j. formosus と,主に近畿以西に分 ... 北海道,本州,四国,九州等に分布する固有種。
ヌマガエル Rana limnocharis 主に水田に生息するが,八重山の個体群は森林にも生息する。西日本の暖地の水 ... 関東以西の本州・四国・九州・琉球列島に分布する。大陸や東南アジアにも分布
ハナサキガエル Rana narina 完全な森林性の種で,林床や渓流沿いに住み,森林以外で見かけることはまれ。 ... 沖縄本島の北部山岳地帯の固有種。
ハロウェルアマガエル Hyla hallowellii 成体は森林や薮などに生息する。産卵は水田などになされる。区別店:分布域が ... 奄美諸島,沖縄県に分布する固有種。かっては奄美諸島だけといわれたが,沖縄本島などでも見つかっている。
ヒメアマガエル Microhyla ornata 頭が小さい。日本におけるジムグリガエル科唯一の種類。森林にも耕地にも住む ... 琉球列島,大陸,台湾,東南アジアなどに分布する。
ホルストガエル Rana holsti 沖縄県の天然記念物。環境庁の絶滅危惧[2]類。森林の林床に住む。オットンガエ ... 沖縄本島の固有種
ミヤコヒキガエル Bufo gargarizans miyakonis 宮古島にはあまり森林がないが,疎林やサトウキビ畑などに生息する。産卵場所 ... 沖縄県宮古島や大東諸島に産する固有亜種
モリアオガエル Rhacophorus arboreus 日本産の樹上性のカエルでは最大の種類。樹上に産卵する性質が珍しがられて, ... 本州及び佐渡の固有種で,伊豆大島にも移入されている。
ヤエヤマアオガエル Rhacophorus owstoni 森林性で,繁殖期には水田などに多く集まるが,他の季節には樹上で見つかる。 ... 石垣島・西表島の固有種
ヤエヤマハラブチガエル Rana psaltis 林床に住むが,林内や林縁の湿地・沼地の土中に潜み鳴いていることが多い。台 ... 石垣島・西表島の森林にのみ生息する固有種。
ヤマアカガエル Rana ornativentris ニホンアカガエルの説明を参照。本種は水田や湿地に産卵するが,成体は非繁殖 ... 本州・四国・九州などに分布する固有種。
リュウキュウアカガエル Rana okinawana 森林の林床に見られる。奄美では個体数が多く,あちこちの水たまりに産卵して ... 奄美諸島・沖縄諸島の固有種。

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生物名 学名 説明 分布
ソウシチョウ Leiothrix lutea 鮮やかな赤い嘴と大きな目,翼には赤や黄色,黒の模様を持つ美しい鳥で,日本 ... 中国中部,ヒマラヤから東南アジアにかけて分布
ヤマドリ Phasianus soemmerringii  日本固有種で,5亜種に分けられている。オスは全身が赤銅色であり,古来, ... 本州,四国,九州
ルリカケス Garrulus lidthi  日本固有種で,1921年に国の天然記念物に指定された。個体数が減少して ... 鹿児島県奄美大島,加計呂麻島,請島

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生物名 学名 説明 分布
アイノミドリシジミ Chrysozephyrus brillantinus 冷温帯の落葉樹林に生息し,一般には山地に多い。食樹はブナ科コナラ属のミズ ... 北海道・本州・四国・九州
アオスジカミキリ Xystrocera globosa 幼虫が,ネム,アカシアなどのマメ科の樹木の樹皮下を食害し,立木や太枝を枯 ... 本州・四国・九州・台湾・朝鮮・東南アジア・エジプト・マダガスカル・ハワイ
アカシジミ Japonica lutea 中間温帯の落葉樹林に多く,二次林〜原生林まで広い遷移段階の樹林に生息する ... 北海道・本州・四国・九州・対馬
アカスジキンカメムシ Poecilocoris lewisi 体長は約16〜20mm。大型で美しいカメムシとして有名。成虫の体色は金緑色で赤 ... 本州・四国・九州
アカバキリガ Orthosia carnipennis 成長は開張約45mm。老熟幼虫は体長約40mmで,頭部は赤褐色,胴部は紫灰色で各 ... 北海道,本州,四国,九州,中国,朝鮮半島,台湾
アカハナカミキリ Corymbia succedanea 成虫は体長12〜22mm。幼虫は針葉樹や広葉樹の衰弱木や倒木の樹皮下で発育す ... 北海道,利尻島,奥尻島,本州,小笠原諸島(父島,移入種),飛島,粟島,佐渡,隠岐,宮島,四国,九州,沖縄諸島(沖縄本島,移入種);千 島列島,樺太,東アジア
アカヒゲドクガ Calliteara lunulata 成虫は開張51〜70mm。幼虫は体長45mm程度で,全体に黒色長毛を密生するほか, ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄本島,西表島,シベリア南東部,朝鮮半島,中国
アケビコノハ Adris tyrannus 成虫は開張95〜100mm。幼虫の体長は75mm程度で円筒形だが,腹部前方を上方に湾 ... 北海道,本州,四国,九州,沖縄本島,石垣島,西表島,中国,台湾,マレーシア,インド
アメリカシロヒトリ Hyphantria cunea 成虫の体長25〜30mm。第二次大戦後米軍物資とともに北米より侵入した。加害樹 ... 本州・四国・九州
イエシロアリ Coptotermes formosanus 住居環境が好適化するに従って,神奈川や千葉県下でも定着している。有翅虫の ... 中国,台湾,琉球列島に広く分布し,九州と四国では低地に,本州では富士川以西の海岸に分布。
イタヤカミキリ Mecynippus pubicornis 成虫の体長は20〜28mm,体は黒色で,鞘翅全体が黄褐色の微毛で覆われ,中央か ... 北海道,本州,四国,九州
イブキチビキバガ Stenolechia bathrodyas 成虫の開張6〜7mm。灰白色。植栽されたカイズカイブキ,ビャクシン,イトスギ ... 本州,四国,九州
ウスイロオナガシジミ Antigius butleri 暖温帯〜冷温帯の落葉樹林に生息するが,生息地はミズイロオナガシジよりずっ ... 北海道・本州・九州
ウスイロサルハムシ(スギハムシ) Basilepta pallidula 成虫の体長3.3-3.9mm。全体光沢のある黄褐色。卵は落葉などに塊状(卵塊あたり ... 本州,伊豆八丈島,四国,九州,中国南部
ウスタビガ Rhodinia fugax fugax 成虫の開張75〜110mm。成虫の色彩は雌雄で異なり,雌は黄色だが雄は黄褐色であ ... 本州,四国,九州
ウスバカミキリ Megopis sinica sinica 成虫の体長は30〜50mmで体色は赤褐色〜暗褐色。キリに穿孔する害虫として有名 ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,奄美大島,朝鮮半島,中国
ウチジロマイマイ Parocneria furva 成虫は開張22〜35mm。翅は暗灰色で,前翅に薄い斑紋。幼虫は体長30mm前後,頭 ... 本州,四国,九州,中国
ウチスズメ Smerinthus planus 成虫の開張70〜100mm。幼虫は体長70〜80mmで,頭部は縦長の三角形で前面側方が ... 北海道,本州,四国,九州,シベリア,朝鮮半島
ウバタマコメツキ Paracalais berus 成虫の体長は22-30mm。背面には様々な色の鱗毛状の毛が混じった不規則な斑紋が ... 本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,奄美大島,沖縄本島,朝鮮半島,朝鮮半島,中国,ベトナム
ウバタマムシ Chalcophora japonica japonica 成虫の体長24-40mm。金銅色。生時には全体に黄色っぽい粉で薄く覆われる。成虫 ... 本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,朝鮮半島,中国北部
ウラキンシジミ Coreana stygiana 主に冷温帯の落葉樹林に生息する。食樹はコバノトネリコ,トネリコなどのモク ... 北海道・本州・四国・九州
ウラクロシジミ Iratsume orsedice 一般に山地の渓谷沿いに生息し,その分布は局地的。食樹はマンサク科のマンサ ... 北海道・本州・四国・九州
ウラゴマダラシジミ Artopoetes pryeri 平地の雑木林や落葉樹林の優占する渓谷に多い。食樹はミヤマイボタ,イボタノ ... 北海道・本州・四国・九州
ウラジロミドリシジミ Favonius saphirinus 暖温帯上部のナラガシワ林と冷温帯下部のカシワ林に生息する。本州中部では高 ... 北海道・本州・四国・九州・対馬
ウラナミアカシジミ Japonica saepestriata 中間温帯の人里近くの雑木林に多く,特に遷移の初期〜中期の二次林を好む。食 ... 北海道・本州・四国
ウラミスジシジミ Wagimo signatus 四国では最近発見された。冷温帯〜暖温帯の落葉樹林に生息し,主に低山の二次 ... 北海道・本州・四国・九州
ウンモンスズメ Callambulyx tatarinovii gabyae 成虫の開張65〜80mm。生時は前翅が美しい緑色を帯びるが,死後は色があせる。 ... 本州,四国,九州
エゾミドリシジミ Favonius jezoensis 温帯の落葉樹林に生息する。食樹はブナ科のコナラ,クヌギ,ミズナラ,カシワ ... 北海道・本州・四国・九州
エノキトガリタマバエ Celticecis japonica 成虫の体長は約4mm。エノキやエゾエノキの葉や葉柄,新梢などに円錐形の虫こぶ ... 本州・四国・九州
エンジュヒメハマキ Cydia trasias 成虫は開張14mm。日本では1982年,初めて発見された新梢害虫。中国ではエンジ ... 北海道,本州,中国
オオコクヌスト Trogossita japonica 成虫の体長は12-19mm。前胸背に顕著な点刻がある。成虫はマツノマダラカミキリ ... 北海道,本州,四国,九州,朝鮮半島
オオスズメバチ Vespa mandarinia 女王の体長43〜45mm。働きバチの体長27ー38mm。スズメバチ類としては世界最大 ... 北海道,本州,四国,九州,佐渡,対馬,種子島,屋久島
オオゾウムシ Sipalinus gigas 成虫の体長12〜29mm。雌雄ともサイズのばらつきが著しい。生きた木を加害する ... 北海道,本州,四国,九州,伊豆大島,伊豆新島,伊豆神津島,対馬,沖縄本島
オオトラカミキリ Xylotrechus villioni 成虫の体長25mm前後で,トラカミキリの中では最大。前胸背は側方に大きく張り ... 北海道,本州,四国,シベリア東部
オオフタオビドロバチ Anterhynchium flavomarginatum 体長は約9〜17mm。体色は黒色で腹部に黄色の斑紋をもつ。竹筒やカミキリムシ ... 北海道,本州,佐渡,四国,九州,対馬,南西諸島
オオミドリシジミ Favonius orientalis 平地〜高地の落葉樹林に広く生息する。都市近郊の林などでにも多い。食樹はブ ... 北海道・本州・四国・九州・対馬
オオミノガ Eumeta japonica 終齢幼虫は体長35〜50mm,長さ50mmほどの大きな蓑を作って中に生息。成虫は雄 ... 本州,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄本島,宮古島,石垣島,西表島,台湾,中国大陸
オカモトトゲエダシャク Apochima juglansiaria 成虫の開張約40mm,静止時には前翅を上方に,後翅を腹に沿って縮める姿勢をと ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,シベリア南東部
オキナワチビアシナガバチ Ropalidia fasciata 体長は約9〜10mm。体色は褐色で黄紋がある。ススキ,アダン,サトウキビなど ... 奄美大島以南の琉球列島
オナガキバチ Xeris spectrum spectrum 加害種は広くスギ,ヒノキ,サワラ,アカマツ,クロマツ,モミ,トドマツ,エ ... 沖縄県を除く日本全土,台湾
オナガシジミ Araragi enthea 人里や山地の沢沿いなどに生息する。食樹はクルミ科のオニグルミ。卵で越冬す ... 北海道・本州・四国・九州
オビカレハ Malacosoma neustria testacea 成虫は開長,雄30〜35mm,雌40〜45mm,黄褐色で,前翅中央に濃色帯のある蛾。 ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,済州島,朝鮮。原種はヨーロッパ,アムール,シベリア。
カシノナガキクイムシ Platypus quercivorus 成虫の体長4〜5mm。多くの樹種に穿孔するが,主にブナ科のコナラ,ミズナラ, ... 本州・四国・九州・伊豆三宅島・奄美大島・沖縄本島
カシワマイマイ Lymantria mathura aurosa 成虫の開張40〜50mm。雄の体と翅は暗灰色で,腹部は黄橙色。前翅には暗褐色の ... 北海道,本州,四国,九州,屋久島,沖縄,朝鮮半島,シベリア南東部,中国,台湾,インド
カメノコロウムシ Ceroplastes japonicus Green 雌成虫は楕円形で白色のロウ物質におおわれ,径約4mm,表面は六角形亀の甲状の ... 本州,四国,九州,奄美大島,朝鮮半島
カラフトヒゲナガカミキリ Monochamus saltuarius 成虫の体長は11.5〜19mmで,同属のマツノマダラカミキリより小型である。成虫 ... 本州,四国,大分県,朝鮮半島,中国東北部,北モンゴル,樺太,ロシア本土,フィンランド
カラマツイトヒキハマキ Ptycholomoides aeriferana 成虫は開張20〜24mm。カラマツを食害する。幼虫が針葉を数枚束ねたなかにすみ ... 北海道,本州高地
カラマツマダラメイガ Cryptoblabes loxiella 成虫の体長は18〜22mm。幼虫が主にカラマツ針葉や球果を食害するが,ナラ,ウ ... 北海道,本州,インドなど
カレハガ Gastropacha orientalis 成虫の開張40〜80mm。幼虫の体長約90mmの大型の毛虫で,全体が灰色〜灰褐色で ... 本州,四国,九州,対馬,屋久島,シベリア南東部,朝鮮半島
キアシナガバチ Polistes rothneyi 体長は約21〜26mm。体色は黒色で鮮黄色の斑紋がある。近似種のセグロアシナガ ... 北海道(渡島半島以南),本州・佐渡・四国・九州・対馬・屋久島・奄美・沖縄
キイロコキクイムシ Cryphalus fulvus  成虫の体長は1.4〜1.5mm。長楕円形。黄褐色または暗褐色。体表面は鱗毛に覆 ... 本州,四国,九州,小笠原諸島,沖縄,朝鮮半島,中国
キイロスズメバチ(=ケブカスズメバチ) Vespa simillima 女王の体長25〜28mm。働きバチの体長18-24mm。日本で最も普通なスズメバチ類の ... 北海道,本州,四国,九州,佐渡,対馬,屋久島
キオビエダシャク Milionia basalis 成虫の開張50〜56mm。幼虫がイヌマキ,ナギの葉を食害する。沖縄県では最も重 ... 種子島,屋久島,奄美大島,喜界島,沖縄本島,久米島,宮古島,石垣島,西表島など。
キオビクロスズメバチ Vespa vulgaris 女王の体長17-18mm,働きバチ10-14mm(写真上)。ヨーロッパ,アジア中北部な ... 北海道,本州
キオビホオナガスズメバチ Dolichovespula media 女王の体長19-22mm,働きバチ14-16mm(写真上)。日本産は亜種media Retzius ... 北海道,本州
キタアカシジミ(カシワアカシジミ) Japonica onoi 最近,アカシジミと別種であることが判明した。食樹はブナ科のカシワのみ。卵 ... 北海道・本州(東北地方と中国地方の一部)
キボシアシナガバチ Polistes nipponensis 体長は約12〜18mm。体色は黒色で斑紋の大部分が赤褐色である。コアシナガバチ ... 北海道(札幌,奥尻島),本州,佐渡,四国,九州,屋久島,沖縄本島,屋我地島,久米島など
キリシマミドリシジミ Chrysozephyrus ataxus 暖温帯の照葉樹林に生息する。食樹はブナ科のアカガシ,ウラジロガシなど。卵 ... 本州(中〜南西部)・四国・九州・対馬・屋久島
クスアナアキゾウムシ Dyscerus hylobioides クスノキ科およびシキミ科を寄主とする。大正〜昭和初期にかけて,九州のクス ... 国内では本州〜南西諸島に分布。
クスサン Caligula japonica japonica 幼虫が,クリ園や街路樹のトチノキ,モミジバフウなどに大発生し,全木の葉を ... 北海道,本州,四国,九州,シベリア
クヌギカレハ Kunugia undans flaveola 成虫は雄で開張35mm程度,雌で43mm程度。雄は茶褐色だが,雌は淡い褐色。老熟 ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,シベリア,朝鮮半島,中国,インド
クヌギハオオケタマバチ Diplolepis mitsukurii 虫こぶ(クヌギハオオケタマフシ)の大きさは約 8 mm で,1 個の虫こぶ内部に ... 本州,四国,九州;朝鮮半島
クマバチ Xylocopa appendiculata circumvolans 体長は約22mm。体色は黒色で,胸部に黄色毛を密生する。オスの頭部には淡黄色 ... 本州,四国,九州,屋久島
クリタマバチ Dryocosmus kuriphilus 虫こぶ(クリメコブズイフシ)の大きさは 15 mm 内外であるが,複数個の虫こぶ ... 北海道,本州,四国,九州;朝鮮半島,中国,北アメリカ,イタリア
クロオオアリ Camponotus japonicus 体長7〜12ミリほどの大きくて黒いアリ。道ばたで普通に見かける。働きアリの体 ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
クロキボシゾウムシ Pissodes obscurus 成虫の体長5.8〜8.5mm(吻を除く)。成虫は5月中旬から6月上旬にかけてマツ類 ... 本州,四国,九州
クロシタアオイラガ Parasa sinica 成虫の開張23-30mm。前翅は淡緑色で基部と外縁に茶褐色の模様。老熟幼虫は体長 ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,シベリア南東部,朝鮮半島,中国
クロスズメ Hyloicus caligineus 成虫の開張60〜80mm。前翅は暗灰色で,濃褐色の短い縦条があり,後翅は濃褐色 ... 北海道,本州,四国,九州,朝鮮半島
クロスズメバチ Vespula flaviceps 女王の体長15-16mm,働きバチ10-12mm(写真上)。「ジバチ」と俗称されるもの ... 北海道,本州,四国,九州;佐渡島,対馬,屋久島,種子島,奄美大島
クロツバメ Histia flabellicornis 日本産は八重山諸島亜種 H. f. azurea Inoue, 1992,沖縄本島・宮古島亜種 H ... 琉球列島,台湾,中国南部,東南アジアに広く分布。
クロミドリシジミ Favonius yuasai 里山の雑木林に生息する。農耕地周辺の二次林を好むが,若い林にはほとんど生 ... 本州・九州
クロヤマアリ Formica japonica ごく普通種。体長4.5〜6ミリで灰色〜黒色。住宅地でも良く見かける「大きな黒 ... 北海道,本州,四国,九州,屋久島
クワカミキリ Apriona japonica 幼虫が,クワ,イチジクのほか,ポプラ,ブナなどの植林木,ケヤキ,カエデ類 ... 本州,四国,九州,伊豆大島,新島,三宅島
ケブカトラカミキリ Hirticlytus comosus 日本特産種で1属1種。成虫は体長8〜10mmで全体が白色ないし淡褐色の直立長毛で ... 屋久島,種子島,四国,九州(鹿児島県)に分布
コアシナガバチ Polistes snelleni 体長は約11〜17mm。体色は黒色で赤褐色と黄色の斑紋がある。和名の通り日本産 ... 北海道,本州,四国,九州
コウノゴマフカミキリ Mesosa konoi 成虫は体長11〜17mm。幼虫は広葉樹の衰弱木や倒木の樹皮下で発育する。成虫 ... 伊豆大島,トカラ列島,奄美諸島,沖永良部島,沖縄諸島
コウモリガ Endoclyta excrescens 幼虫の寄主範囲は広く,キリなどの各種広葉樹やスギ造林木へも穿孔して被害を ... 北海道,本州,四国,対馬,屋久島,シベリア,中国
コエビガラスズメ Sphinx constricta 成虫の開張90〜95mm。幼虫の体長は約75mm。胴部は黄色を帯びた緑色で,7本の白 ... 北海道,本州,四国,九州,屋久島
コガタスズメバチ Vespa analis 女王の体長25〜29mm。働きバチの体長22-27mm。人家周辺ではキイロスズメバチと ... 北海道,本州,四国,九州,佐渡,対馬,屋久島,大隅諸島,奄美大島,加計呂島,与路島,徳之島,沖縄本島,石垣島,西表島。
コスカシバ Synanthedon hector サクラ・ウメ・モモなどサクラ属の樹木の樹幹に穿孔する。成虫は開張20〜30mm ... 日本全土に分布
ゴマダラカミキリ Anoplophora marasiaca 幼虫が,柑橘園の蜜柑類,ポプラ類,ヤナギ類,ハンノキ類,カエデ類,シラカ ... 日本全土,台湾,朝鮮,中国,マレーシア
ゴマフボクトウ Zeuzera multistrigata leuconota 成虫の開翅長は40−70mm,翅にはたくさんの褐色小斑がある。老熟幼虫35-50mm。 ... 北海道,本州,対馬,屋久島,シベリア,中国,朝鮮半島
サクツクリハバチ Stauronematus compressicornis 成虫の体長5〜6mmで,光沢のある黒色。翅は透明。老熟幼虫は12〜13mm。幼虫は ... 本州,朝鮮半島,ヨーロッパ
サクラコブアブラムシ Tuberocephalus sakurae ヤマザクラなどのサクラ類に虫こぶ(サクラハチヂミフシ)を形成する。冬芽の ... 北海道,本州,四国,九州
サザナミスズメ Dolbina tancrei 成虫の開張50〜80mm。幼虫の体長は約70mmで,体は黄緑色で頭部はやや濃い。7本 ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,石垣島,西表島,シベリア南東部,朝鮮半島,中国北東部
サビマダラオオホソカタムシ Dastarcus helophoroides 成虫は5〜11mm,背面には黄褐色と黒褐色の鱗毛からなる斑紋がある。鞘翅目(コ ... 本州,四国,九州,対馬,台湾,中国
サムライアリ Polyergus samurai 奴隷狩りをする社会寄生種。体長7ミリほどで黒色。奴隷にされるクロヤマアリと ... 北海道,本州,四国,九州
サンゴジュハムシ Pyrrhalta humeralis 成虫体長6-7mm,全体に淡褐色,頭と胸に黒点。幼虫10mm,全体に黄褐色で胴部に ... 北海道,本州,四国,九州,沖縄諸島沖縄本島,中国
シダクロスズメバチ Vespula shidai 女王の体長15〜19mm,働きバチ11〜14mm(写真上)。形態,生態ともクロスズメ ... 北海道,本州,四国,九州;屋久島
シャチホコガ Stauropus fagi persimilis 成虫は開張50〜60mmの普通の形をしたガだが,幼虫が特異な形をしているので有 ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
ジョウザンミドリシジミ Favonius taxila 温帯の落葉樹林に生息し,渓谷地帯を好む。食樹はブナ科のミズナラ,コナラ, ... 北海道・本州
シロオビホオナガスズメバチ Dolichovespula pacifica 女王の体長16ー18mm,働きバチ11-14mm(写真上)。形態はニッポンホオナガスズ ... 北海道,本州,四国
シロシタホタルガ Chalcosia remota yaeyamana 成虫は黒色で,前翅に斜めの白帯がある。後翅は周囲を除いて白色。翅を広げた ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,朝鮮半島,中国
シロスジカミキリ Batocera lineolata 成虫の体長45〜70mm。日本産カミキリ類で最大級の種の一つ。多くの広葉樹を加 ... 本州,四国,九州,佐渡,対島,壱岐,奄美大島,徳之島など。
スギカミキリ Semanotus japonicus 幼虫がスギ,ヒノキ等の内樹皮を食害する穿孔性害虫で,その被害は「はちかみ ... 本州,四国,九州,台湾
スギドクガ Calliteara argentata 成虫は開長,雄42〜46mm,雌44〜65mmで灰褐色に細かな黒い斑紋をもつ蛾。終齢 ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,旧北区
スギノアカネトラカミキリ Anaglyptus subfasciatus 幼虫がスギ・ヒノキ等の樹幹を食害し,「とびくされ」と呼ばれる材の変色・腐 ... 北海道の道南部,茨城県,山梨県を除く本州,愛媛県,高知県
スギハマキ Homona issikii 成虫の体長18〜28mm。幼虫はスギ若齢木の針葉や緑枝を食害する。おそらく年2化 ... 本州,九州;台湾
スジエグリシャチホコ Ptilodon hoegei 幼虫が街路樹のカエデ類に稀に大発生し全葉を食害してしまうため,紅葉を観光 ... 北海道,本州,四国,九州
セグロアシナガバチ Polistes jokahamae 体長は約21〜26mm。体色は黒色で黄褐色の斑紋がある。前伸腹節が黒色であるこ ... 本州,佐渡,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄
セグロシャチホコ Clostera anastomosis 成虫の開張25〜30mm。幼虫の体長約35mm。暖地では年3回,寒冷地では年2回の発 ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,沖縄本島
センノキカミキリ Acalolepta luxuriosa 成虫は体長20〜36mm,成熟幼虫は約50mm。幼虫がセンノキ,タラノキ等の生立木 ... 日本全土
タケカレハ Euthrix albomaculata japonica 成虫は開張40〜50mm,暗褐色で,前翅中央に2個の白色紋。幼虫は体長約60mm,黄 ... 北海道,本州,四国,九州
ダケカンバハバチ Dineura betulivora 奥日光白根山で採集された標本を元に,1995年に新種として記載された。本種は ... 奥日光白根山
タケノホソクロバ Balataea funeralis 成虫の開張約20mm,全体に黒色。幼虫は約20mm,橙褐色で,各体節にある黒い毛 ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,奄美大島,沖縄本島,西表島,朝鮮半島,中国北部
タテスジハマキ Archips pulcher 成虫の開張18〜23mm。幼虫はモミ属(トドマツ,モミ)の新葉をつづって加害。 ... 日本,朝鮮,中国,ウスリー
チャイロスズメバチ Vespa dybowskii 女王の体長29〜30mm,働きバチ17〜24mm(写真上)。日本産の他のスズメバチ類 ... 北海道,本州
チャドクガ Euproctis pseudoconspersa 成虫の体長25〜30mm。ツバキ,サザンカ,チャノキなどに異常発生するこ ... 本州,四国,九州
チョウセンアカシジミ Coreana raphaelis 低地の湿地や水田の畔,人家の生け垣などに生息する。食樹は主にモクセイ科の ... 東北地方と新潟県の一部
ツガカレハ Dendrolimus superans 成虫の開張50〜80mm,全体茶色。幼虫の体長は70〜80mmの大型の毛虫でマツカレ ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,クリール,シベリア東部,サハリン
ツゲノメイガ Glyphodes perspectalis 成虫の開翅長25mm,翅は白で外縁は褐色。幼虫35mm,頭は黒く,胴部は鮮黄緑。 ... 北海道,本州,四国,九州,種子島,屋久島,沖縄本島,朝鮮半島,中国
ツノロウムシ Ceroplastes ceriferus 雌成虫は白色のロウ物質におおわれ,介殻は円形,径約6-8mm,初めは突起がある ... 本州,四国,九州,屋久島,種子島,沖縄諸島沖縄本島,台湾,汎世界
ツマキシャチホコ Phalera assimilis 成虫は開張48〜75mm,前翅尖端に黄白色帯がある。幼虫の体長は約50mm,体は黒 ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,アムール,朝鮮半島,中国
ツマグロスズメバチ Vespa affinis 女王の体長24-28mm,働きバチ20mm(写真上)。日本産の他のスズメバチ類とは色 ... 宮古島,石垣島,西表島,与那国島など
ツヤクロスズメバチ Vespula rufa 女王の体長16-17mm,働きバチ12〜14mm(写真上)。一見してクロスズメバチやシ ... 北海道,本州,四国
テントウノミハムシ Argopistes biplagiatus 戦後,北海道でヤチダモ造林地に大きな被害を与えたことで有名。モクセイ科を ... 国内では北海道〜九州に分布。
ドイツトウヒマダラメイガ Dioryctria okui 成虫は開張20mm前後。トウヒ属(アカエゾマツ,ヨーロッパトウヒ)を加害。若 ... 北海道
トガリフタモンアシナガバチ Polistes riparius 体長は約14〜19mm。体色は黒色で黄色の縞模様がある。近似種のフタモンアシナ ... 北海道(渡島半島を除く),本州(秋田県)
ドクガ Euproctis subflava 成虫は開長,雄25〜33mm,雌37〜42mmで黄色に褐色の帯状斑をもつ蛾。終齢幼虫 ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,東南シベリア,朝鮮半島,中国大陸
トサカフトメイガ Locastra muscosalis 成虫は開張33〜51mm,翅は淡褐色で黒褐色班と波状の黄色班。幼虫は体長35〜40 ... 本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,奄美大島,徳之島,沖縄本島,久米島,石垣島,西表島,台湾,中国
トビモンオオエダシャク Biston robustus robustus 成虫の開張50-70mm。雌成虫は灰色,雄は茶褐色。幼虫は75〜90mmで,頭部が角状 ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,朝鮮半島,中国北東部
トビモンオオエダシャク Biston robustus robustus 成虫の開張50〜80mm。色彩は雌雄で全く異なり,雌のほうが明色。老熟幼虫は体 ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,朝鮮半島,中国北東部
ドロエダタマワタムシ Pemphigus dorocola ドロノキの若枝に球形から円錐形の虫こぶ(直径13mm,高さ20mm程度)を形成する ... 北海道,本州,朝鮮半島
ドロノキハムシ Chrysomela populi 成虫の体長10〜12mm,体は黒く,鞘翅は赤褐色。年2回発生。越冬した成虫は4〜 ... 北海道,本州,四国,九州,シベリア,朝鮮半島,中国,インド北部,中央アジア,ヨーロッパ
ナカグロモクメシャチホコ Furcula lanigera 成虫の開張35〜40mm。幼虫の体長35mm程度,黄緑色で,前胸から尾端にかけて, ... 北海道,本州,四国,九州,アムール,朝鮮半島,中国
ニッポンホオナガスズメバチ Dolichovespula saxonica 女王の体長16〜18mm,働きバチ11〜14mm(写真上)。日本産は亜種nipponica Sk ... 北海道,本州
ニトベキバチ Sirex nitobei アカマツ・クロマツの幹に寄生する。雌成虫は体長25mm程度,黒色で青藍色の光 ... 日本
ニホンキバチ Urocerus japonicus 主にスギ・ヒノキを加害する。西日本では真夏をピークとして6〜10月ごろまで ... 日本全国に分布
ニレチュウレンジ Arge captiva 年2回発生し,幼虫はハルニレ,アキニレの葉を食害する。土中のマユで越冬し, ... 北海道,本州,四国,朝鮮半島,中国
ニレハムシ Pyrrhalta maculicollis 成虫は体長6mm程度,黄褐色。年2回発生。越冬終えた成虫は4月下旬に出現し,葉 ... 北海道,本州,四国,九州,シベリア東部,朝鮮半島,中国北部
ネムスガ Homadaula anisocentra 成虫の開張11〜15mm。前翅は灰色。幼虫はネムノキに集団で巣網を張り葉を食害 ... 本州,四国,九州
ハヤシミドリシジミ Favonius ultramarinus 高原のカシワの疎林に多く生息する。食樹はブナ科のカシワ。本種に限らずカシ ... 北海道・本州・九州
ハラアカコブカミキリ Moechotypa diphysis 成虫の体長15〜30mm,体表正面は黒褐色と淡赤褐色の微毛で覆われる。鞘翅基部 ... 本州,四国,対馬,壱岐
ハラビロカマキリ Hierodula patellifera 体長は約50〜70mm。樹上性の種で,林内や林縁,林道沿いで多く見かける。体色 ... 本州,四国,九州,対馬,南西諸島
ハリナガムネボソアリ Leptothorax spinosior 体長2ミリほどの黒色のアリで,河原,草地,林縁などの比較的開けた場所に住む ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
ハンノキハムシ Agelastica coerulea 成虫体長6-7mm,全体に黒藍色で光沢,幼虫体長12mm,黒色。ハンノキ等,幼虫・ ... 北海道,本州,四国,九州,シベリア東部,朝鮮半島,中国北東部
ヒゲナガモモブトカミキリ Acanthocinus orientalis 成虫の体長9〜14mm。成虫は6月から8月にかけて出現して,マツ類の衰弱木や伐倒 ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
ヒサマツミドリシジミ Chrysozephyrus hisamatsuanus 暖地では照葉樹の原生林,本州中部などでは落葉・常緑の混交林に生息する。食 ... 本州(中〜南西部)・四国・九州
ヒノキカワモグリガ Coenobiodes granitalis 幼虫がスギ・ヒノキの樹皮下に穿孔して内樹皮を食害するので,材の変形や変色 ... 本州,四国,九州,対馬,屋久島
ヒメスギカミキリ Callidiellum rufipenne 幼虫が,スギ・ヒノキ等の伐倒後の丸太の樹皮下を食害して被害を与える。体長 ... 樺太,北海道,本州,四国,九州,沖縄,朝鮮
ヒメスズメバチ Vespa ducalis 女王の体長24〜37mm。働きバチは平均的には女王より小さいが,しばしば中間的 ... 本州,四国,九州,対馬,石垣島,西表島
ヒメヤママユ Caligula jonasii 前翅長は約41〜52mm。1齢幼虫は体全体が黒色であるが,2〜3齢幼虫は側面が ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
ヒモワタカイガラムシ Takahashia japonica ネムノキ,ハギ,カエデ,コブシなど多くの樹種で見られる。長いヒモ状の物体 ... 本州,四国,九州,朝鮮半島,中国
ビャクシンカミキリ Semanotus bifasciatus bifasciatus 成虫は体長7〜18mm。成虫は3〜5月にかけて出現し,ヒノキ科の伐採木上で活動す ... 北海道,本州;朝鮮半島,中国,台湾
ヒラアシハバチ Croesus japonicus 成虫の体長9mm,体は黒,翅は透明。幼虫は24mm,頭は黄色,胴体は黄緑色で黒い ... 北海道,本州,シベリア東部,朝鮮半島
ヒラズオオアリ Camponotus nipponicus 形が風変わりな種。体長5ミリほどの大型働きアリと体長2.5〜3ミリほどの小型働 ... 本州(関東以南),四国,九州,屋久島,奄美,小笠原
ヒロオビミドリシジミ Favonius cognatus 平地〜低山地の薪炭林を生息地とする。食樹はブナ科のナラガシワ。卵で越冬す ... 本州の西部に限って分布
ヒロヘリアオイラガ Parasa lepida 成虫の体長は約14〜16mm。幼虫はさまざまな樹木の葉を食害して被害をもたらす ... 本州,九州,沖縄
フジミドリシジミ Sibataniozephyrus fujisanus 温帯の落葉樹林に生息する。自然林を好み,二次林にはほとんど生息しない。食 ... 北海道・本州・四国・九州
フタモンアシナガバチ Polistes chinensis 体長は約12〜18mm。体色は黒色で黄色の縞模様がある。腹部第2節に黄色の円紋 ... 北海道(渡島半島以南),本州,佐渡,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄
ブナアオシャチホコ Quadricalcarifera punctatella 成虫の開張33〜43mmで,灰白色。幼虫は約40mmで,黄緑色,背部正中線に沿って ... 北海道,本州,四国,九州
ヘリグロテントウノミハムシ Argopistes coccinelliformis モクセイ科を寄主とし,1980年代初めごろから,関東地方を中心として,公園・ ... 国内では本州〜南西諸島に分布。
ボクトウガ Cossus jezoensis 幼虫がポプラやヤナギ類などの林業上重要な樹種の他,各種広葉樹に穿孔し,被 ... 北海道,本州,四国,中国
ホシベニカミキリ Eupromus ruber 成虫の体長18〜25mm,体は黒色だが,鞘翅は鮮紅色で大小の黒紋がある。通常2年 ... 本州,伊豆大島,伊豆新島,伊豆式根島,淡路島,隠岐島,四国,九州,対馬,壱岐,屋久島,口永良部島,台湾,中国
ホタルガ Pidorus atratus 開展長45-60mm,頭部は赤く,翅・体は黒い白い帯が特徴。幼虫27mm,頭は黒褐色 ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,沖縄諸島沖縄本島,朝鮮半島
ポプラハバチ Trichiocampus populi 成虫体長9mm,体は黒で光沢,翅は全体に透明で基部は暗黄色を帯びる。幼虫20m ... 北海道,本州,樺太
マイマイガ Lymantria dispar  日本のマイマイガはいくつもの亜種に分けられている。北海道・千島−praete ... 北アフリカ・ヨ−ロッパ・アジア・北アメリカに広く分布。北アメリカの分布は人為によるものである。
マエキオエダシャク Plesiomorpha flaviceps 成虫の開張23〜26mm。幼虫は体長約25mm,後胸から第一腹節にかけて顕著に太く ... 本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,奄美大島,沖永良部島,沖縄本島,石垣島,西表島,台湾,中国,インド
マスダクロホシタマムシ Ovalisia vivata 成虫は体長7〜13mm,鞘翅は金色〜赤橙色で緑色の金属光沢があり美麗。年1回発 ... 本州,四国,九州,屋久島
マツアカシンムシ Rhyacionia dativa 成虫は開張16〜23mm。幼虫は主に海岸地帯のクロマツの新梢を主に食害。マツツ ... 北海道南部,東北,関東,東海;ヨーロッパ
マツアカマダラメイガ Dioryctria pryeri 成虫は開張22〜25mm。海岸のクロマツ林で多い。成虫は7月に羽化。孵化幼虫は ... 北海道南部,東北,関東,北陸,近畿,九州
マツアトキハマキ Archips oporanus 成虫は開張19〜22mm(オス)。メスはやや大きい。幼虫がモミ属,トウヒ属,マ ... 旧北区
マツカレハ Dendrolimus spectabilis アカマツ・クロマツなど全てのマツ属と,カラマツ・ヒマラヤスギを加害する。 ... 北海道南部以南日本全土に分布
マツキボシゾウムシ Pissodes nitidus 成虫の体長5.5〜7.5mm(吻を除く)。越冬した成虫は,春にマツ類の衰弱木や伐 ... 北海道,本州,四国,九州,朝鮮半島
マツズアカシンムシ Petrova cristata 成虫は開張10〜18mm。幼虫はクロマツ,アカマツの新梢や球果を食害。成虫発生 ... 日本全土
マツトビマダラシンムシ(マツトビヒメハマキ) Gravitarmata margarotana 成虫は開張16〜20mm。幼虫はクロマツ,アカマツ,ストローブマツや,エゾマツ ... 日本
マツノキハバチ Neodiprion sertifer 幼虫がアカマツ,クロマツ,ハイマツなどに群棲して針葉を食害する。成虫の体 ... 北海道,本州,九州,韓国,ヨーロッパ,北アメリカ
マツノシンマダラメイガ Dioryctria sylvestrella 成虫は開張21〜27mm。幼虫はマツ属,トドマツ,エゾマツの新梢,球果,幼・中 ... 日本,朝鮮半島,ヨーロッパ
マツノマダラカミキリ Monochamus alternatus 成虫の体長18〜28mm。マツ類の穿孔性害虫で,松枯れをもたらすマツノザイセン ... 本州(北限記録は青森県),四国,九州,佐渡,隠岐,伊豆諸島,対馬,五島列島,甑列島,種子島,屋久島,奄美大島,沖永良部島,沖縄本島な ど。他に人為分布として小笠原諸島,宮古島。
マツノミドリハバチ Nesodiprion japonicus 成虫は体長7〜8mm,体は黒色で雌の小盾板は黄白色。幼虫の体長は約20mm,胴部 ... 本州,四国,九州,沖縄本島,西表島,朝鮮半島,台湾,北アメリカ
マツノメムシ Metacosma sp. 成虫は開張8〜11mm。幼虫は若齢のアカマツ新芽を加害する。年1化。成虫が5月 ... 日本以外は不明
マツバノタマバエ Thecodiplosis japonensis 成虫の体長は1.5〜2.6mm,成熟幼虫は体長約3mm。アカマツやクロマツなど二葉マ ... 日本全土,朝鮮半島
マメドクガ Cifuna locuples confusa 成虫の開張30〜47mm,褐色で前翅には濃色の帯紋。幼虫の体長は約40mmで,胴部 ... 北海道,本州,四国,九州,シベリア南東部,朝鮮半島,中国北部
ミズイロオナガシジミ Antigius attilia 暖温帯〜冷温帯の落葉樹林に生息し,ミドリシジミ族の中で平地の雑木林にもっ ... 北海道・本州・四国・九州・対馬
ミドリシジミ Neozephyrus japonicus 平地〜山地の河辺林や湿地林に多い。食樹はカバノキ科のハンノキ,ヤマハンノ ... 北海道・本州・四国・九州
ミノウスバ Pryeria sinica 幼虫がマサキをはじめとするニシキギ科の葉を食害し,幼虫の個体数が多い場合 ... 北海道,本州,四国,九州,韓国,中国
ミヤマカミキリ Massicus raddei 成虫は体長40〜53mmの大型のカミキリ。体色は褐色〜黒褐色で,黄色い短毛が体 ... 北海道,本州,佐渡島,淡路島,隠岐,四国,九州,対馬,壱岐,下甑島,平戸島,天草島,屋久島,東アジア
ムモンアカシジミ Shirozua jonasi 冷温帯〜暖温帯上部の人里近くの雑木林に多い。食餌はアブラムシやカイガラム ... 北海道・本州・対馬
ムモンホソアシナガバチ Parapolybia indica 体長は約15〜20mm。体型が細長く,体色は黄色で淡褐色の斑紋がある。メスの頭 ... 本州,佐渡,四国,九州,対馬,屋久島
ムラサキイラガ Austrapoda dentata 成虫は開張約25〜33mm,全体褐色〜黒褐色。幼虫は体長15mm程度,体は扁平で緑 ... 本州,四国,九州,シベリア南東部
メスアカミドリシジミ Chrysozephyrus smaragdinus 冷温帯の落葉樹林に生息する。食樹はバラ科のサクラ属。卵で越冬する。成虫は ... 北海道・本州・四国・九州
モクメシャチホコ Cerura vinula felina 成虫は開張57〜70mm。幼虫は体長約55mm,背面に茶色の大型の紋が前後に走り, ... 北海道,本州
モッコクハヒメマキ(モッコクハマキ) Eucoenogenes ancyrota 成虫の開張17〜20mm,前翅は小さな褐色の点を交えた灰色。幼虫は体長約15mm, ... 本州関東以西,四国,九州,対馬,伊豆諸島,屋久島,インド
モミジワタカイガラムシ Lecanium horii 介殻はほぼ円形で直径約8mmで,中央部が縦に隆起する。4月ころから白い卵嚢を ... 北海道,本州,四国,九州
モモスズメ Marumba gaschkewitschii echephron 成虫は開張約70〜90mm,前翅が暗褐色で翅端に黒褐色の帯紋がある。幼虫は体長 ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,朝鮮半島
モンクロシャチホコ Phalera flavescens 開翅長50mm,体は淡灰黄色,前バネの紋が特徴。幼虫の体長50mm,サクラ,ウメ ... 北海道,本州,四国,九州,三宅島,御蔵島,朝鮮半島,中国,台湾
モンシロドクガ Euproctis similis 成虫は開張24〜39mm,体は純白で前翅後縁に2つの黒褐色紋があるのが普通。幼虫 ... 北海道,本州,四国,九州,クリール諸島,シベリア南東部,朝鮮半島,ヨーロッパ
モンスズメバチ Vespa crabro 女王の体長28〜30mm,働きバチ21〜28mm(写真上)。日本産は亜種flavofasciat ... 北海道,本州,四国,九州;佐渡島
ヤチダモノナガキクイムシ Crossotarsus niponicus 各種の広葉樹に穿孔する。成虫の体長は雄で約5.9mm,雌で約6.3mm。円筒形,光 ... 日本全土に分布
ヤドリクロスズメバチ Vespula austriaca 女王の体長16-18mm(写真上)。ツヤクロスズメバチに寄生する。数はあまり多く ... 北海道,本州
ヤドリホオナガスズメバチ Dolichovespula adulterina 女王の体長16-18mm。シロオビホオナガスズメバチに寄生する。数はあまり多くな ... 北海道,本州
ヤナギシリジロゾウムシ Cryptorhynchus lapathi 成虫は体長6.5〜8.5mm,黒褐色で鞘翅後端のみ灰色鱗片に覆われ白っぽい。年1回 ... 北海道,本州,九州,全北区
ヤナギドクガ Leucoma salicis 成虫は開張40〜50mm,体全体は光沢のある白色。幼虫は体長約50mmで,胴部の背 ... 北海道,本州,旧北区
ヤノナミガタチビタマムシ Trachys yanoi 成虫の体長2.6〜4.2mmで,卵形。上肢は褐色の毛で覆われ,3本の波形で銀白色の ... 本州,佐渡島,四国,九州,朝鮮半島,中国
ヤマトアシナガバチ Polistes japonicus 体長は約15〜22mm。体色は黒色で褐色の斑紋が多い。中胸背板には1〜2対の黄 ... 本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美,沖縄
ヤマトシロアリ Reticulitermes speratus 有翅虫の体長は体長4.5〜7.5mmで前胸背板は黄色で,その他の部分は黒褐色,4〜 ... 北海道南部以南の日本各地
ヤママユ Antheraea yamamai yamamai 成虫は開張115mm〜150mmの大型のガ。翅は黄色で前後翅の中央に眼状紋がある。 ... 本州,四国,九州,対馬,屋久島,朝鮮半島
ヨシブエナガキクイムシ Platypus calamus 寄主は広葉樹,モミ。成虫の体長は雄で約3.5mm,雌で約3.9mm。年1世代である。 ... 日本全土に分布
リンゴケンモン Triaena intermedia 成虫は開張45〜50mm,前翅は灰白色で黒い剣状紋がある。幼虫は体長約45mm,胴 ... 北海道,本州,アムール,サハリン,朝鮮半島,中国中央部,東アジア
リンゴドクガ Calliteara pseudabietis 成虫の開張36〜60mm。幼虫は体長約35mm,体はほぼ円筒形で黄色。背面に4列の黄 ... 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
ルイスナガキクイムシ Platypus lewisi 寄主はカンバ・ブナ・ナラ類・カシ類・クリ・トチノキ・ハリギリなどの広葉樹 ... 北海道・本州・九州
ルリチュウレンジ Arge similis 成虫の体長9mm,光沢の有る青藍色,翅は半透明。幼虫25mm,頭は黒,胴部は淡緑 ... 北海道,本州,四国,九州,屋久島,トカラ列島,朝鮮半島,中国,台湾
ワタノメイガ Notarcha derogata 成虫の開翅長25-30mm,翅は黄色で全体に波状の模様。幼虫25mm,頭は黒褐色,胴 ... 北海道,本州,四国,九州,種子島,屋久島,沖縄本島,宮古島,石垣島,西表島,朝鮮半島,中国,台湾

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生物名 学名 説明 分布
アカマツ・クロマツそうほう病 Cronartium flaccidum マツの枝,主幹が紡錘形に膨らみ,かさぶた状になる。春に,患部に黄色の粉( ... 北海道,本州,九州
アンブロシア菌 Ambrosiella spp. キクイムシの仲間には幼虫の餌となる菌類をわざわざ持ち運び,その菌を自分た ... 日本 アメリカ アジア
イヅツグモ Anyphaena pugil スギ林に特異的に多いクモである。成体の体長は5〜6.5mm,出現期は春で,昼間 ... 本州・四国・九州
オオゼミタケ Cordyceps heteropoda アブラゼミ,コエゾゼミ,ミンミンゼミ,ヒグラシなどの幼虫の頭部,または胸 ... 日本 コンゴ
オサムシタケ Tilachlidiopsis nigra 硬化病菌類の一種。オサムシ類の幼虫,成虫に寄生する。日本では6,7月頃に ... 日本
カイメンタケ Phaeolus schweinitzii 主に針葉樹の根株心材腐朽を起こすが,特にカラマツに多く発生する。カラマツ ... 北海道から九州まで広く分布
カメムシタケ Cordyceps nutans 夏にカメムシ類の成虫から生じる。マッチ棒の柄を長く伸ばしたような形態の子 ... 日本 中国 韓国
カラマツ青変病 Ceratocystis laricicola 病原菌は, 表記以外にOphiostoma piceae (Munch) H. etP. Sydow 他がある。生 ... 北海道,本州
キシャヤスデ Parafontaria laminata armigera 日本固有種。大発生して汽車を止めることがあるのでこの名が付いた。秋に大発 ... 分布は中部山岳地帯。
クモタケ Nomuraea atypicola 日本ではほとんどの場合キシノウエトタテグモに生じる。このクモは地中に筒状 ... 日本 台湾
コガネムシ類リケッチア病 Rickettsiella spp. コガネムシ類の幼虫に寄生する。リケッチアはグラム陰性の微小な細菌で,生き ... 日本,ヨーロッパ
コツブタケ Pisolithus tinctorius きのこは梅雨開けと秋季に発生するが,変種によって季節の片寄りや発生のズレ ... 国内では,これまでのところ,コツブタケ,タマコツブタケ,ナガエノコツブタケの3変種に分けている.沖縄から青森まで,また広く世界的に分 布
コナサナギタケ Paecilomyces farinosus 硬化病菌類の一種。鱗翅目,鞘翅目など各種昆虫に寄生するPaecilomyces属とし ... 全世界
コニディオボルス コロナトゥス Conidiobolus coronatus 昆虫疫病菌の1種。ハエカビ目アンキリステス科に属する。土壌から最もよく分 ... 全世界的
サクラ類てんぐ巣病 Taphrina wiesneri 枝の一部から箒状の異常な枝を生ずる(写真)。てんぐ巣病枝は極めて希にしか ... 世界的に分布
サクラ類ならたけもどき病 Armillaria tabescens ナラタケモドキはナラタケ属のきのこであり,数種の樹木にナラタケ同様の根腐 ... 本州・四国・九州
サクラ類幼果菌核病 Monilinia kusanoi 春先,サクラの開花時期に地中の菌核から子のう盤を形成し,子のう胞子を飛散 ... 日本
ササラダニ類
ササラダニは,ダニ目の中の隠気門亜目と呼ばれるグループに属している。ダニ ...

サナギタケ Cordyceps militaris チョウやガの蛹から生じる冬虫夏草類の一種。日本では夏に発生する。子実体は ... 日本 中国 アジア アメリカ ヨーロッパ
シキミ輪紋葉枯病
葉に円形の病斑を生じ,さらに病気が進むと葉は完全に枯死する。葉は完全に枯 ...

シナトウチュウカソウ Cordyceps sinensis 一番厳密な意味の冬虫夏草。冬のあいだは虫だったものが夏になると草に変化す ... 中国
シュロ炭疽病 Glomerella cingulata 雲紋病,白斑病とも呼ばれる。大型の長円形〜紡錘形の白色病斑と,小型で不定 ...

スギ・ヒノキ暗色枝枯病 Guignardia cryptomeriae スギでは苗木から成木に,ヒノキでは主に幼齢木に発生する。またカラマツにも ...

スギフォマ葉枯病 Discochora sawadae 病原は糸状菌の一種で子のう菌類に属する。小枝の針葉が赤褐色に変じ,病針葉 ...

スギ褐色葉枯病 Plectosphaera cryptomeriae 春先に旧葉が枯死するため,症状の激しい場合には新葉が展開する前には全山が ...

スギ溝腐病 Cercospora sequoiae 病原はスギ赤枯病と同一であり,糸状菌の一種で不完全菌類に属する。赤枯病罹 ...

スギ赤枯病 Cercospora sequoiae 苗木の針葉や緑枝,緑色主軸に発生し,壊死部は褐色〜暗褐色を呈する。病針葉 ...

スミッティウム モルボスム Smittium morbosum ハルペラ目レゲリオミケス科に属する。蚊の幼虫(ボウフラ)の中腸と後腸の境 ... 日本,オーストラリア,アルゼンチン
ツツジ類芽枯病 Pycnostysanus azaleae 花芽が秋から翌年の開花期までに褐変枯死して開花せず,しだいに乾いた灰白色 ... 本州(他の地域での調査未了)
ドウガネブイブイポックスウイルス Anomala cuprea ポックスウイルス科に属し,ドウガネブイブイの幼虫に寄生する。ドウガネブイ ... 日本
トドマツ・モミ類てんぐ巣病 Melampsorella caryophyllacearum 枝が多数叢生し,典型的なてんぐ巣症状になる。患部の葉はやや小型で肥厚し, ... 北海道,本州,四国,九州
トビムシ類
トビムシは,昆虫類の中でももっとも原始的なグループの一つである粘管目とい ...

トリコミケテス(綱)
トリコミケテスの仲間は,昆虫に限らず,ダンゴムシ,カニ,ヤスデなどの腸壁 ... 日本 アメリカ フランス イギリス オーストラリア アルゼンチン 南アフリカ グリーンランド
ナラ類コニエラ葉枯病 Coniella castaneicola 夏期に淡褐色の斑点が葉に現れ,しだいに拡大し,互いに癒合して灰白色の不整 ... 本州
ハナサナギタケ Paecilomyces tenuipes 硬化病菌類の一種。鱗翅目に寄生する普通種。秋に野山を歩くと,土中の蛹から ... 全世界
ハルペラ メルシナエ Harpella melusinae ハルペラ目のハルペラ科に属する菌。ブユの幼虫の中腸に付着生活する糸状菌。 ... 日本,イギリス,アメリカ
ヒノキならたけ病 Armillaria mellea ならたけ病はナラタケ属のきのこによって多くの種類の樹木に起こる。菌は樹木 ... 北海道・本州・四国・九州・ヨーロッパ・アフリカ・北アメリカ
ヒノキ暗色枝枯病 Botryosphaeria sp. 病原菌はスギ・ヒノキ暗色枝枯病菌Guignardia cryptomeriaeとは別で,ヒノキに ...

ヒノキ樹脂胴枯病 Seiridium unicorne ヒノキ,ネズミサシ,サワラ,エンピツビャクシン,ニオイヒバ,コノテガシワ ... 被害は関東以西のマツ枯損跡造林地に多い。
ヒノキ漏脂病 Cistella japonica ヒノキ,ヒノキアスナロ(アテ,ヒバ)に発生する。多年にわたって樹幹より多 ... 東北,北陸地方を中心にわが国の北東部に多い。
ヒバ・アスナロてんぐ巣病 Blastospora betulae 葉や枝に緑色で釘の頭状の不定芽が形成され,これが分岐を繰り返して長年にわ ... 北海道,本州,四国
ブナさび病 Pucciniastrum fagi 6月頃からブナの葉裏に黄色の病斑が現れ,病斑の上に黄色の粉(さび胞子)が ... 北海道,本州,四国,九州
マイマイガ核多角体病ウイルス なし バキュウロウイルス科に属しマイマイガ幼虫に特異的に寄生する。感染した幼虫 ... ヨーロッパ,アジア
マツカレハ細胞質多角体病ウイルス なし このCPVに感染したマツカレハ幼虫は,はじめ食欲が減退し,体が縮小したり ... 日本
マッソスポラ属 Massospora 昆虫疫病菌類の一種。ハエカビ目ハエカビ科に属する。セミのみから記録されて ... 日本,カナダ,アメリカ,ホンジュラス,アルゼンチン,ブラジル,チリ
マツノザイセンチュウ Bursaphelenchus xylophilus 5月〜9月主に6月〜8月に,マツノザイセンチュウはマツノマダラカミキリ成虫に ... 日本全土(北海道,青森県および一部島喚や高山地帯を除く),韓国,中国,台湾,北アメリカ(USA,カナダ)
ヤドリギ Viscum album ssp. coloratum 俗にいう「ヤドリギ」(宿木)は樹木の枝幹に寄生する緑色の顕花植物である。 ...

ヤナギ類葉さび病 Melampsora epitea 病原菌は,他にMelampsora属菌13種,Caeoma属菌1種がある。5月頃から主に葉 ... 北海道,本州,四国,九州
リュウキュウマツ漏脂胴枯病 Furarium subglutinans 枝の分岐部や他の原因でできた傷口から樹脂を漏出し,胴枯,溝腐症状になる。 ... 鹿児島(奄美大島),沖縄県
和名なし Bacillus thuringiensis Bacillaceae科に属する細菌。本細菌はもともとカイコの卒倒病の病原菌として日 ... 全世界
和名なし Beauveria amorpha 硬化病菌の一種。Beauveria bassiana,B. brongniartiiなどに比べこの属の中で ... 不明
和名なし Beauveria brongniartii 硬化病菌類の一種。Beauveria bassiana と同様に寄主の体表に白から淡黄色の分 ... 全世界
和名なし Entomophaga aulicae 昆虫疫病菌類の一種。ヒトリガ科,ヤガ科,ドクガ科,シャクガ科,カレハガ科 ... 全世界
和名なし Entomophaga maimaiga 昆虫疫病菌類の一種。マイマイガの幼虫に寄生し,寄主の大発生時に激しい流行 ... 東アジア,北米
和名なし Erynia radicans 昆虫疫病菌類の一種。亜属を独立の属としてZoophthora radicansと呼ぶこともあ ... 全世界
和名なし Verticillium lecanii 硬化病菌類の一種。Verticillium属昆虫寄生菌の代表的な種で,寄主範囲が広く ... 全世界
五葉松類発疹さび病 Cronartium ribicola 世界3大樹木病害の一つに数えられる有名な病害であり,北米では五葉松産地で ... 北海道,本州中部以北
硬化病菌類 なし 菌群の分類上の名ではないが,不完全菌類,不完全糸状菌綱の昆虫病原菌(通常 ... 全世界
黒きょう病菌 Metarhizium anisopliae 硬化病菌類の一種。Metarhizium 属は8種が記載されているが,本種が最も普通 ... 全世界
昆虫疫病菌類 Entomophthorales 接合菌類,ハエカビ目の昆虫寄生菌の総称。4科,約200種あり,硬化病菌類と並 ... 全世界
冬虫夏草 なし 子嚢菌亜門,核菌綱,麦核菌目,麦核菌科,Cordyceps(コルディセプス)属の菌の ...

白きょう病菌,黄きょう病菌 Beauveria bassiana 硬化病菌類の一種。ごく普通種で,寄主は主に鱗翅目,鞘翅目および半翅目であ ... 全世界
緑きょう病菌 Nomuraea rileyi 硬化病の一種。カイコの緑きょう病菌として養蚕農家に知られている。チョウ目 ... 日本 中国
霊菌 Serratia marcescens Enterobacteriaceae科に属する細菌。本細菌はグラム陰性の小桿菌で,通性嫌気 ... 全世界